ぼくの息抜き

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気ままな二人が記事を書くことで息抜きしていくブログ

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常識を覆された…ただ計画を立てれるだけでは段取りが良いとは言えない【段取り力】

段取り力 -斎藤孝-

著者は特別な天才や芸術家を除けば、人に大きな才能や能力の違いはないと主張している。

段取り力を磨けばうまく生き抜くことが容易にできるという。

本の全体の内容

前半は偉人や企業から様々なタイプの段取り力を紹介している。

本当に著者のいう段取り力はとても広義だ。

後半はその広義な段取り力をより分かりやすく説明している。また、段取り力の使い方も示されている。

段取り力って?

この本を読んで今までの段取りというイメージを一気に覆された。

段取り力と聞いてイメージしたのは、何かをやる時todoやタスクをきちんとリストアップしてスケジュール通りにこなす力だと思っていたが、違った。 

段取り力のとスケジュール力の決定的な違い

スケジュール力はしっかりと計画を立てる力をいうが、段取り力は必ずしもしっかり計画を立てる力ではない。

緻密過ぎる計画は得られる経験を極端に少なくするし、大雑把過ぎても周りがイライラする。良き塩梅が大切だという。

また、人により段取り力は違う。

メリハリの効いたエネルギーの使い方これが著者の言う段取り力だ。

物事がスムーズに進めば段取り力は高いと言えるだと言う。

人により得意な「段取り力」は異なる

著者は段取り力がない人はいないという。物事それぞれに発揮できる段取り力が違い、自分の得意な段取り力を応用して苦手なものに使えば自ずとできる人になる。

質の違いを見極められるのが段取り力

質の違う活動をしっかりと振り分けることができるのが段取りである。

 きちんと区別して把握できるからこそ物事がスムーズに進む。

仕事には特に必要フォーマット力

最初に一つやり遂げることが大変だ。新しい体験はあまりにも効率が悪い。 

自分も全くそうだ。一つ経験してしまうと同じことを再びやるときのハードルはグッと下がる。

しかし、似たようなことでも前と違うやり方でやるとハードルは以前とさほど変わらなくなる。

最初の一回はチャレンジとして割り切る。

自分の周りにも多いが、初めてのことこそ完璧にやりきろうとして途中で力尽きてしまう。

そんなパターンをよく聞く。自分もその節がある。

難しいが、初めての時はチャレンジとして割り切る方が途中で力尽きることは少ないだろう

アイデアを批判する時は代替案を

アイデアの批判は、別のアイデアを出すことでなされるべきだ。

理論的にはそうだが、あまりにも発言力や影響力の力差があり過ぎると消極的になり過ぎる一面もある。

特に既存のアイデアから逸脱したものを探そうとする時は雑談ベースも大切だと思う。

雑談ベースでも代替案を常にみんなで考える雰囲気は必要だ。

モヤモヤは思考の不完全燃焼

「イライラ」するとか、「モヤモヤ」するという感じは、うまくエネルギーを出せない状態、あるいはエネルギーを出しても、それが全く形にならない徒労感があるからだ。

とてもしっくりくる。仕事関連の話でこの不完全燃焼の話が出てきたが、いろんなことに当てはまる。

自分は体と心がちぐはぐになると不完全燃焼でモヤモヤやもう一人の自分が頭の中でつぶやき始める。

遊びを持たせる大切さ

遊びや空白、スペースといったものが、実は非常に大切で、思いもよらない楽しい展開を呼ぶ母体だということを忘れてはならないのだ。

余裕がある大人はかっこいい。段取り力のとスケジュール力の決定的な違いでも取り上げたが、ある程度の余白が思わぬ良い結果を得られることもある。

その余白を含みこむようなイメージが「段取り力」である。

ガチガチのスケジュールを華麗に組むよりも、確かに理想的だ。

本を段取りよく読むとは 

本を多く読む人は大抵飛ばし読みをしている。パラパラめくりながら大事なポイントに最大のエネルギーを投入し、自分のものにしてしまう。

うわー、これは重要だ。自分は基本目次を読まずに一から素直に読んでしまっている。

今度からメリハリを持って読書するように気をつけてみよう。

持てる以上の力を引き出す段取り力

状況設定を段取ることで中身を充実させることができるのだ。そこが段取ることの素晴らしさである。

状況設定、環境で人の出せる力は大きく違う。自分が実感しているのは、会社と家での集中力の差だ。

同じことをしようとしても人の目がある会社でやるのと、自分で好きなように時間を使える家では時間の使い方の効率に大きな差が出てくる。

その環境により引き出せる能力の違いを想定して物事を段取ることができれば確かに効率よくなる。

いいアイデアは天から降ってくるのではない

アイデアは天から降ってくるのではなく、むしろ降ってくるまでの段取りが必要だということだ。

多方面の知識をたくさんいれておけば新しいアイデアが湧いてくると思っていたが、それも一つの段取りだったというわけだ。面白い。

段取り力の鍛え方

完成体をみて一から作られる過程を考えることで段取り力を鍛えられるという。

この本ではキリトールガムを例として話をしていた。

最初のコンセプトからどういう経緯で今のロゴになったのかなどだ。

すでにある優れたヒット商品やアイデアを逆に「デザインシート」に落としていく練習を何度もする方が、段取りを把握するためには近道だ。

小さな段取りから鍛える

ホテルの支配人になりたかったら、トイレの掃除から客室、細かく把握することができなければ経営がおぼつかない。

まずはスケールの小さいことから段取っていくことで次第に大きなスケールも段取ることができるようになるという。

ビジョンと素材を結ぶ

料理を作るときは料理(ビジョン)から必要な素材を買い出しにいくこともあれば、冷蔵庫の余り物(素材)から作れる料理を決めるやり方がある。

段取りもビジョンを描いてから落とし込むやり方と素材からビジョンを描くやり方がある。

間違いがないのはどちらもしっかり決まってからそれらを繋ぐことだという。

優先順位で組み替えていく

段取り力がある人は時間やエネルギーの使い方にメリハリがある人だ。

一番優先なところにエネルギーを一番使うことができれば、段取り力も高まっていく。

優先順位を組み替えて把握することも大切な段取り力だ。

まとめ

この本を読んで自分の今までを振り返ってみるとスケジュール力が少ないことがわかった。しかし、自分に段取り力がないわけではない。

自分の段取り力はその場その場のハプニングを楽しめる力だ。

しかし、とっさに面白いことやってと言われるとスケジュール的な段取りをしようとしてテンパる。自分の不得意な段取り力を使っていたのだ。

その違いをしっかりと認識できていればとっさに振られても今度は対応できる気がする。気がするだけだけど、