モーリシャスはインド洋に浮かぶ沖縄本島よりも少し大きめの島を中心とした観光立国だ。「トムソーヤの冒険」を書いたマーク・トウェインは、モーリシャスの美しさに魅了され、モーリシャスをモデルに神は天国を作ったと語った。
https://www.jti.co.jp/Culture/museum/exhibition/2003/0309sep/mark.html
天国のモデルとも表現されたモーリシャスならではの絶景をランキング形式で紹介する。
1位 海の中に落ちる滝
http://tabizine.jp/2014/06/21/12123/
モーリシャス本島の東海岸に浮かぶ無人島イル・オ・セルフの沖合にあり、ヘリコプターから観光する。実際に海中に落差があるわけではなく、崩壊したサンゴと流れる砂が作るトリックアートだ。
晴れの日の干潮時に、ヘリコプターに乗ってイル・オ・セルフ島の南西上空のある角度から下を見ると、コバルトブルーの海に緑と白の部分が混じって見え、海の中に巨大な滝が落ち込んでいるように見える。
イル・オ・セルフ島にはモーリシャスでも一二を争う真っ白な砂の美しいビーチがある。合わせて楽しみたい。
2位七色の大地
http://tabizine.jp/2014/06/21/12123/
シャマレル火山から噴き出た鉱物が酸素や火山ガスにより化学変化を起こし、さまざまな色になった。赤茶から黄土色は酸化鉄、ブルー系は酸化アルミだ。
台地が七色に輝く現象はシャマレル火山全体に見られるわけではなく、この一角だけの独特な現象で、七色の大地の砂を別容器に移してもいつの間にか色別に分離するという不思議な砂だ。
七色の大地には光のマジックが関係しているので、肉眼よりもカメラを通した方が色の違いがはっきりする。日差しの強い良く晴れた日に見に行こう。
3位クリスタルロック
https://jp.123rf.com/profile_ikachan
モーリシャス島の半島ル・モーン・ブラバンの沖にある、サンゴ礁が隆起してできた島。直径わずか10mの小さな島は周囲が浸食され、干潮時にはまるで空中に浮かんでいるようにも見える。
ル・モーン・ブラバンにそびえるル・モーン山は奴隷制度に関わる文化遺産として2008年に世界遺産となった。傾斜が急で迫力のある崖と幾多の洞窟のある景観、頂上からの絶景も合わせて楽しみたい。
番外カゼラ・ネイチャー&レジャーパーク
https://www.dososhin.com/know/country/MUS/
せっかくモーリシャスまで観光に来たからには、ライオンと一緒に散歩ができるウォーク・ウィズ・ライオンにも参加してもらいたい。ここのライオンは子どもの頃から人間になつくように育てられている。
地上の楽園を描写した聖書の一節「ライオンが肥え太った動物と共にいて危害を加えない」を実現させた奇跡のテーマパークだ。ガイドと共にライオンを連れて園内を1時間ほど散歩するコースとライオンやチーターと触れ合いながら写真を撮るコースがある。